「日本政府・入管は内外公約を守れ」9.18院内集会を開催

こんにちは!

初登場、BOND学生メンバーのまみです。

いつの間にか猛暑も過ぎ去って、最近は少し肌寒くなってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?


報告が少し遅くなってしまいましたが、

BONDでは、9月18日(火)に「日本政府・入管は内外公約を守れ」9.18院内集会を参議院議員会館にて開きました。

これは、BONDを含めた全国の学生支援者が中心となって、夏休み期間である7・8月に全国実態調査をした結果を踏まえ、最近増加している収容施設への長期収容化を政治家たちに訴えるという趣旨で行われました。


院内集会が始まるのは午後からだったので、午前中は有志メンバーで入管に訪れ、面会活動やシュプレヒコールといった激励活動に私も参加しました。



私は初めてシュプレヒコールに参加したのですが、皆さんはシュプレヒコールが一体どんなものかご存知でしょうか?


一般的に、一定数以上の人々が、同じ言葉を何度も繰り返し叫ぶことを意味するそうです。

入国管理局の建物の外から、中に収容されている当事者たちに「頑張れ!外にも味方がいるよ!」というような内容のエールを数分間にわたり送りました。

印象的だったのが、私たちの声援に応じて、建物のなかから収容されている人々の、歓喜のような叫び声が聞こえてきたことです。

「一緒に闘っている」。感極まって、言葉にならない思いがなんだか胸からこみあげてくるようでした。



午後から開始した院内集会。

当事者の方やご家族の方だけではなく、大阪や名古屋、静岡、茨城、仙台など遠方から駆けつけてくれた支援者たち、また多くのメディア関係者たちも同席し、80名の方々が参加してくださいました。



今回の院内集会の趣旨は以下の2点です。


一、長期収容をできるだけ回避するという内外公約を守れ

この2年間、入国者収容所各センター及び各地方入管局収容場での仮放免許可が下りづらくなり、収容期間が2年以上、3年以上の被収容者が激増しています。この長期被収容者の中には難民申請者や裁判中の人たちも多く含まれています。法務大臣はたびたび「仮放免の弾力的な運用により,収容の長期化をできるだけ回避する」旨の国会答弁をしています。また日本政府は国連の拷問禁止委員会の質問に対し、「被収容者の個々の事情に応じて仮放免を弾力的に活用し,収容の長期化をできるだけ回避するよう取り組んでいる」と報告しています。


二、日本人、及び在留資格のある外国人の配偶者に在留特別許可を

さらにこの間、日本人の配偶者や在留資格のある外国人の配偶者の在留特別許可が下りないケースが異常に増大しています。改定入管法が2009年7月に成立しましたが、その際、衆参両議院で在留特別許可の基準の透明化を求める付帯決議がなされました。付帯決議の趣旨は、救済すべき事案を透明化し、在留特別許可を与えるべきであるということです。しかし、付帯決議の趣旨に反し、在留特別許可の基準の運用において、この2年余りの間に厳しくなり、日本人の配偶者や在留資格のある外国人の配偶者が収容されたり、在留特別許可が下りないケースが増大しています。


以上の点を政治の場、メディアに対して明らかにし、具体的な解決へと動いてただくことと、社会が問題に関心を向け、日本人にも関係することとして主体的に考えてもらうことを目的としました。


※何故、長期収容になるか。長期収容になることの弊害については、以前のブログ記事でもまとめていますのでご覧ください。



こうした問題に対して、この夏に入管収容施設で行った実態調査に基づいて開催する院内集会に、議員の皆さんに参加していただくことで、この深刻な問題を知り、政治家としての役割を果たしていただくように訴えました。


弁護士や専門家による現状の説明、学生からの意見表明、そして名古屋から来てくださった、旦那さんが収容されてしまったクルド民族の家族の方のお話など、非常に中身の濃い時間となりました。


議員の方も参加して下さり、少しずつではありますが、確実に、当事者やそのご家族の声と、そして私たちBONDや収容施設の問題などに関わる他の学生団体の方々の声、そして応援してくださっている皆さんの声が、社会的に力を持つ人たちに届いていると確信しています。


とりわけ、今回は多くのメディアの方が出席してくださり、すでにいくつか記事として世間にも発信されていますので、ぜひ読んでみてください。


弁護士ドットコムニュース

毎日新聞


BONDでは、今回の院内集会をきっかけに、被収容者、仮放免者、家族と連携し、今後の支援活動に力を入れていきたいと思います!


皆さんからもぜひご支援ご関心いただけたら嬉しいです!

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