夏企画の呼称について
BONDで企画、呼びかけをしている夏企画について、企画名を「面会ツアー」と称して広報を行ってきました。
これについて一部の方から「ツアー」いう呼称が、当事者を学習教材として見るだけになり、面会活動を通じて当事者を支援する観点が欠けた表現方法で違和感を覚えるという趣旨のご意見をいただきました。
私たちは日々の活動において、当事者を単なる学習や観察の対象としてだけ捉えて活動をしているわけでは決してありません。しかし、様々な活動を展開していく上で、決して自己満足をしてはならず、あくまでも当事者を協力にバックアップしていく立場で支援に臨まなければならないと改めて気付かされました。
その点から見ると、今回の企画の広報の内容ひとつを取っても、参加する方々に活動を通じて、どのように被収容者を支援していくのかを明確に示さなければ不足であり、受け取り方によっては誤解を生じさせるものであったと思います。
BOND内でも討議を重ね、今回の企画につきましては、「ツアー」という呼称は最も適切な表現とは言えないため、今後使用せず、表現を変えることとしました。
また、先日団体ホームページ等に公開した企画の呼びかけ内容につきましても、表現方法に不足がありましたので、改訂致しました。
今回いただいたご意見を真摯に受け止め、今後も当事者の立場に立った活動を行うことを追求していく所存です。
2018年7月24日
BOND ~外国人労働者・難民と共に歩む会~
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