【イベント告知】『日本に暮らす「移民」「難民」 当事者の話を聞く会』を開催します
「働きたくても働けない」「健康保険に入れない」「移動の自由がない」
このような外国人が日本にいることを知っていますか?
2019年10月時点で、日本には約283万人の外国人が暮らしており、彼らは日本社会に欠かせない存在です。
一方で、日本の財界と入管は、バブル経済から現在にわたって外国人を都合の良い労働力・雇用の調整弁として利用してきた歴史があり、その結果「日本に家族がいる」「日本での生活が長く、もう母国に生活の基盤がない」などの理由により日本に住み続けたいと考えている外国人(実質、移民労働者)がたくさんいます。
しかしながら、彼らの一部は、様々な理由から在留資格を失っており、入管の収容施設に無期限収容され、一時的に収容を解かれた(=仮放免になった)としても「働きたくても働けない」「健康保険に入れない」「移動の自由がない」状態で長期間放置され、苦しい生活を余儀なくされています。
また、国際難民条約に加入している日本には、政治や宗教等の様々な理由から迫害を受けて母国を追われた外国人が、安心して暮らせる環境を求めて、難民として入国しています。
しかし、2018年度の日本の難民認定率は0.4%(申請者10,493人のうち42人を認定)です。つまり、ほとんどの人々が難民と認められず、不安定な生活を余儀なくされています。
仮放免者の方から日本で暮らす「移民」「難民」の実情を聞き、どのような支援や関わり方ができるか、一緒に考えてみませんか?
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