東京入管ハンストについて、申入れを行いました。

 このブログでも報告していますが、5月9日から東京入管の収容施設で、被収容者たちが、相次ぐ再収容、長期収容に対する抗議のため、ハンガーストライキを行っています。

入管側は直接要求書お受け取る姿勢をみせず、被収容者は、1週間を超えた現在も抗議を継続しています。

抗議を続けている当事者の中には体調を崩す人もおり、緊迫した状況です。


私たち支援者も、被収容者の取り組みをサポートし、入管が真摯に彼らの要求を受け取ることが事態の早期収拾につながると考えています。

先週金曜日に、これらの趣旨をまとめ、入管に対して申入れを行いました。



申 入 書 

2017年5月19日 

法務大臣 殿

 法務省入国管理局長 殿 

東京入国管理局長 殿 

BOND ~外国人労働者・難民とともに歩む会~  

 5月9日に始まり、現在も東京入国管理局の被収容者数10名が拒食している。私たちが被収容者に面会を通じて聞き取りを行ったところ次のような事情が明らかになっている。  9日(火)、16時30分、被収容者22人が帰室を拒否し、連名での要求書を入管側に手渡そうとするものの、入管職員が受け取りを拒否した。要求書の受け取りを求めて、帰室を拒否し、座り込むハンスト参加者たちに対し、東京入管は数十人の入国警備官を動員して制圧行動をとった。これにより被収容者3名が負傷した。12日(金)には上記とは別のブロックで、16時30分より、被収容者30人が帰室拒否の行動をおこなった。18時30分ごろ、60~70人ぐらいの、ヘルメットを着け、タテを持った職員がやってきて制圧を行い、制圧の過程で、少なくとも被収容者2名が負傷した。丁寧な言葉遣いで対応している被収容者に対して、入管職員は乱暴な言葉遣いで対応を続けている。 一連の抗議行動を通じて、体調不良を訴える被収容者が出ており、11日~14日にかけて少なくとも3名が意識を失って倒れ、救急搬送されるなどの事態になっている。 被収容者たちによる拒食や、座り込みによる帰室拒否は、非暴力的な抗議行動である。これを暴力でもって制圧しようという東京入管の姿勢は許しがたいものである。しかも、体調不良で倒れる人が出てきているなかで、要求書の受け取りすら拒否している東京入管の姿勢は、事態の早期収拾を困難にし、その長期化を招きかねないものである。 被収容者が今回の要求書を通じて訴えている再収容と長期収容への抗議は、至極当然なことである。東京入管における、被収容者への非人道的対応に強く抗議するとともに、速やかにかつ誠実に被収容者と対話することを求める次第である。  

私たちは、貴局に対し、以下を申し入れる。 

(1) ハンストの早期収拾のため、被収容者からの要求書を速やかに受け取るとともに、誠実に対応         すること。 

(2) 被収容者に対して、暴行、暴言を働かないこと。 

(3) 体調を崩した被収容者については、迅速に医師の診察を受けさせること。 

(4) 再収容をしないこと、長期に渡る収容をしないこと。

 以 上 

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