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『日本に暮らす"難民・移民"当事者の話を聞く会』を開催しました

今週13日、15日に、当事者の方をゲストにお招きし、日本に暮らす難民や入管、仮放免についてお話を伺いました。それぞれ、新メンバーやこれから活動に参加を考えている方など沢山集まっていただきありがとうございました。今回お話を伺ったなかには、母国で命の危険があり、必死の思いで知り合いを頼って日本に来てから20年以上と言う方も。来日当時は日本語も分からず、難民申請の制度もわからない。行政や警察に相談しても「まじめに働いているなら大丈夫」と言われていたのに、ある日突然逮捕され、入管に収容。収容された先の生活は「まるで動物扱い」だったそうです。食事も医療も杜撰、暴力や暴言が行われている様も何度も目にしたそうです。それでも今更国に帰る選択などできるはずもなく、2年以上、収容生活に耐えて、仮放免に。仮放免になっても、仕事が出来ず、保険証も作れないので、病院には10年以上行ったことがないと話していました。お話のなかで何度も言っていたのは、「人間だから普通の生活がしたい」と言う言葉。改めて思いますが、「ビザがないからすべて悪い人」というのはおかしな論理です。法違反をした事実はすべて良いとは言いませんが、それに至った背景には、本人だけの責任ではなく、国の運用や社会が非正規滞在でも安く真面目に働く外国人労働者を便利に使ってきたからで、そこを全く無視するのは、正確ではありません。まして、どうせ帰国するからなんでもやっていいと言わんばかりの入管の収容の実態や、不合理な仮放免、非正規滞在者への締め付けは、人権侵害です。参加者からは、「今まで漠然としていた難民のことについてリアルに感じた。涙が出ました」という感想もありました。今回のお話のなかで感じたことや考えたことを、今後の支援活動にのなかで繋げていきます。

【イベント告知】『日本に暮らす "難民・移民" 当事者の話を聞く会』を開催します!

日本にも"難民"がいることを知っていますか?国際難民条約に批准している日本には、今も母国を追われた多く難民が日本での安心な生活を求め、入国しています。しかし、日本の難民認定率は「1%以下」。ほとんどが難民と認められず、不安定な生活を余儀なくされています。中には、収容施設での過酷な生活を強いられている人、ビザを認められず、国外退去を強いられる場合もあります。"難民"に対する日本政府のやり方は、決して寛容とは言えず、むしろ問題が山積みです。また、昨年は外国人労働者の新たな受入れがメディアでも連日取り上げられ、大きな議論になりました。すでに200万人以上の外国人が暮らし、約146万人が労働者として働いています。都心のコンビニや飲食店などではすでに見慣れた光景になっていると思います。難民や移民の方の生活や取り巻く問題については、多く日本人がよく知らないというのが実情だと思います。この度、私たちの取り組む問題についてより深く理解してもらうため、難民、移民の当事者の方をトークゲストにお招きした企画を行います。また、企画の後半でBONDの活動報告も行います。当事者の方から、日本で暮らす難民、移民の実情を聞き、どんな支援、関わり方ができるのかを一緒に考えてみませんか?

【学生ボランティア募集】2019新歓企画情報!

『日本で暮らす難民、移民の方を一緒にサポートしませんか?』BONDは、東京の大学生、高校生などのメンバーを中心に、日本に暮らす難民や移民の方への支援、外国人問題の啓発活動として、大きく4つ活動を行っています。①地方出入国在留管理局(入管)収容施設への面会活動②難民申請などの翻訳及び通訳③メディアなどを通じた難民、外国人問題の社会的アピール活動④交流会、講演会などのイベントの企画、運営現場で難民や移民の当事者と直接関わりながら、彼らに寄り添った支援を行っています。BONDでは、問題をより多くの人に知り、支援に関わってもらうため、団体の運営や面会活動に関わっていただく学生ボランティアメンバーを募集しています。私たちと一緒に、支援活動に取り組んでみませんか?以下の日程で参加説明会、交流会企画開催します。ご参加をお待ちしています。🌸合同参加説明会スケジュール🌸2019年4月8日 18時~20時2019年4月15日 18時~20時2019年4月22日 18時~20時※各日程、17:45にJR高田馬場駅「早稲田口改札前」に集合※「BOND合同説明会」の看板が目印!※資料準備の都合上、事前に以下のフォームから申し込みください。🌸BOND2019オリエンテーリング🌸2019年5月13日 18時~20時【第1部】難民、移民の当事者の話を聞く会【第2部】BOND活動説明会※事前予約制です。以下のフォームより「オリエン参加希望」と書いて申し込み下さい。お申込はこちらからBONDの活動に興味を持っていただいた方ぜひお気軽にご連絡下さい!

【参加募集】3・22「2019春企画 一斉面会」を開催します。

昨年8月に引き続いて、一斉面会企画開催のお知らせです。昨年秋にかけて、入管法改正、入国管理局の「庁」への昇格をはじめとして、外国人政策は大きな転換を迎え、多くの議論をよんでいます。また、関連して、入国管理局における、非人道的な扱いや、事件についても複数ののメディアが取り上げ、様々な意味で注目が集まっています。私たちは、日々の面会活動や仮放免者への支援を通じて、日本の難民や移民の方の問題に取り組んでいますが、報道がされているとはいえ、長期収容、再収容、収容施設内の処遇、長期の仮放免などの実態については、多くの日本人はこのことを知らないのが実情だと思います。昨年夏の企画に参加いただいた方からも「実際に参加してことで入管の異常さがより明確にわかった」という感想がありました。今回の企画を通じて、単に知らないことを自分の知識としてこの問題を知るだけでなく、面会活動を行い、実際に収容中の方と会ってお話をすることを通して、彼らに外からも関心が集まっていることを示し、過酷な収容生活を送っている被収容者を励ますとともに、入管の非人道的な扱いを世論がしっかりと監視することも重要な目的です。最近この問題を知ったという方も、入管施設のことは知っていてもなかなか一人では行きづらいという方も、是非一緒に面会活動、支援活動に参加してみませんか?<2019春一斉面会企画>『"難民・移民"への面会活動に参加しませんか?-彼らの抱える問題を知り、支える-』<日時>2019年3月22日(金)<参加費> 無料(※交通費、昼食は自費です)<当日のスケジュール>【集合】AM10:30 『JR品川駅中央改札口』【AM】10:45~11:45 事前レクチャー※入管収容施設問題と、当事者の現状についての事前講習と、面会にあたっての注意点など をご説明します。 ~昼食・移動~【PM】13:00~15:00 東京入管での面会活動【解散】16:00頃現地解散<持ち物>①住所記載の身分証明書(ex.運転免許証、旅券、健康保険証など)②昼食③筆記用具<注意事項など>※面会にはご家族の方など尾訪れます。 運営の都合上、先着10名様までとさせていただきます。※面会をする際は、日本語でも対応できます。※面会の際に筆記用具以外の手荷物を預けることになります。 極力コンパクトにまとめるようにお願いします。※面会の際に特別なスキルは必要ありません。お申込みはこちらから!「春企画参加希望」という件名で、メッセージをお送りください!

12・5  東京入管で激励アクションを行いました。

皆さんこんにちは、BOND学生メンバーの山本です!年の瀬を迎えるころとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、BONDでは、12月5日(水)に東京入国管理局前で激励アクションとしてシュプレヒコールを行いました。(シュプレヒコールの詳細はこちらをご覧下さい: シュプレヒコールとは )今回のシュプレヒコールでは、・長期収容・長期収容からくる心身的被害・医療放置・理不尽な理由に基づく再収容・人道配慮に基づく仮放免や在留資格の許可この5つの点に関して抗議をしました。また、超長期に渡る収容生活と収容施設内での非人道的な生活に耐えて日々を過ごしている被収容者の方々へのエールを伝えました。※なぜ、長期収容になるか。長期収容になることの弊害・医療放置については、以前のブログ記事(下記参照)でもまとめていますのでご覧ください。日本の難民受け入れ問題 Vol.5 日本の難民受け入れ問題 Vol.6最近は非正規滞在者への取り締まりも厳しくなっており、理不尽な理由で再収容される外国人の方も増えてきています。再収容とは、一度オーバーステイなど理由で収容されたのち、入管が許可をして一時的に収容を解かれ、「仮放免」の状態になっている人を再び収容することをいいます。オーバーステイであることは必ずしも良いこととは言えません。しかし、それぞれ事情は違って当然で、中には、家族がいたり、難民として母国から逃れた人もいたり、長く日本で真面目な労働者として働いてきた人もいます。彼らは、一度目の収容で自分がオーバーステイしたことについては、反省し、それでも日本に残る選択をしている人たちだということです。本来、仮放免は人道配慮などに基づいて柔軟に許可されるべきなのですが、現在では「重病で入管では面倒を見きれないから」「強制送還前の準備のため」など日本に残る理由があり本来は、仮放免や在留特別許可が出されるべき人たちに許可を出さず、オーバーステイの人々を機械的に追い出すためのシステムとして使われてしまっているのが現実です。再収容の理不尽な理由と書きましたが、2回目、3回目に収容される人は、正確な理由は本人には告げられず、仮放免の不許可を告げられ再収容されます。このようなやり方で人権が十分に守られていない収容所に無期限で拘束されるべきなのでしょうか。これらの問題改善アピールのために私たちはシュプレヒコールを行いました。当日はたくさんの在日外国人の方にも来ていただき、入管内で戦っている収容者の方々に各国の言葉でエールを送りました。私自身は初めての参加で、面会などでいつも被収容者の方の話を伺ってきましたが、こんな風にして思いを伝えたことがなかったため、入管内から歓声や「ありがとう」などの言葉が返ってきた時は思わず涙してしまいました。仲間とのつながりは、人種や言葉、国籍を超え、さらには収容所という壁を超えて強く固くつながっています。自分は一人じゃない、無力なんかじゃない、と改めて実感することができました。

夏の面会活動の報告

皆さん、こんにちは。BOND学生メンバーのルーシーです。よろしくお願いします。皆さんは近年稀に見ぬ暑さのなか、今年の夏を如何お過ごしになりましたか?私達BONDでは、8月の初旬から夏季休暇中の学生メンバーを中心に、ほぼ毎日収容施設へ赴き、被収容者との面会活動を実施しました。加えて、8月最終週には入管問題への関心を高めるとともに、入管の現状を社会にも明らかにし、継続的な支援に携わっていただける方を増やしていくための企画を行いました。5日間を通じて、約30人の方々に面会活動に参加して頂きました。年齢層も、高校生や大学生、社会人の方など様々でした。ご参加いただき、ありがとうございました。参加して頂いた方々からは「これまでも報道などで知識はあったり、関心はあったけどどうやって支援に参加すればいいのかわからなかったので良いきっかけになった」「事前のレクチャーに加えて、実際に当事者の方と会うことで入管問題の深刻さを痛感した」などといった感想があがっていました。私たちも、参加者の方の様子を見ていて、入管の実態を目の当たりにして、1回参加するだけで終わりではなく、継続的に支援が必要だということは伝わったように感じました。私自身も今年からBONDでの活動をはじめ、まだ分からないことも多いですが、面会活動を通じて、それぞれの被収容者の方々の厳しい境遇に直面していることを見て、入管のやり方に疑問を持つとともに、私たちが当事者の立場に立って、何ができるのかを真剣に考えるようになりました。最近では、外国人の方の受け入れを増やしていくというようなニュースも見ますが、日本社会で理想的な共生社会とは何か、またそれらを実現するにはどうすればよいのか考えるようになりました。今後も、BONDの活動を通じて、考えていきたいです。9月からも、面会活動を継続して行いながら、入管問題の解決に向けた活動や社会世論への情報発信も行っていきます。これからもよろしくお願いします。

夏企画の呼称について

 BONDで企画、呼びかけをしている夏企画について、企画名を「面会ツアー」と称して広報を行ってきました。 これについて一部の方から「ツアー」いう呼称が、当事者を学習教材として見るだけになり、面会活動を通じて当事者を支援する観点が欠けた表現方法で違和感を覚えるという趣旨のご意見をいただきました。 私たちは日々の活動において、当事者を単なる学習や観察の対象としてだけ捉えて活動をしているわけでは決してありません。しかし、様々な活動を展開していく上で、決して自己満足をしてはならず、あくまでも当事者を協力にバックアップしていく立場で支援に臨まなければならないと改めて気付かされました。 その点から見ると、今回の企画の広報の内容ひとつを取っても、参加する方々に活動を通じて、どのように被収容者を支援していくのかを明確に示さなければ不足であり、受け取り方によっては誤解を生じさせるものであったと思います。 BOND内でも討議を重ね、今回の企画につきましては、「ツアー」という呼称は最も適切な表現とは言えないため、今後使用せず、表現を変えることとしました。 また、先日団体ホームページ等に公開した企画の呼びかけ内容につきましても、表現方法に不足がありましたので、改訂致しました。 今回いただいたご意見を真摯に受け止め、今後も当事者の立場に立った活動を行うことを追求していく所存です。2018年7月24日BOND ~外国人労働者・難民と共に歩む会~

【夏企画】8/27~8/31 私たちと面会活動に参加しませんか?

ブログの更新がお久しぶりになってしまいました。すっかり夏ですね。というか猛暑です。今回は、夏の企画についてのお知らせです。私たちは、日々の面会活動や仮放免者への支援を通じて、日本の難民や移民の方の問題に取り組んでいます。長期収容、再収容、収容施設内の処遇、死亡事件の発生、長期の仮放免などなど問題が山積みですが、多くの日本人はこのことを知らないのが実情です。この夏、もっと多くの人に日本に非正規滞在外国人について知っていただき、考えてもらう、そして1人でも多くの方が継続的に支援に関わってもらうことを目的に、多くの方が入国管理局収容施設への集中的に面会に行く企画を行います。また、今回の企画は、単に知らない人にこの問題を知るだけでなく、面会活動を行い、実際に収容中の方と会ってお話をすることを通して、彼らに外からも関心が集まっていることを示し、過酷な収容生活を送っている被収容者を励ますとともに、入管の非人道的な扱いを世論がしっかりと監視することも重要な目的です。最近この問題を知ったという方も、入管施設のことは知っていてもなかなか一人では行きづらいという方も、是非一緒に面会活動、支援活動に参加してみませんか?